働くママ 粂澤まなみ

働くママ 粂澤まなみ

ピカソのたまご代表 粂澤まなみ

粂澤まなみ|とっとり発達障害支援コミュニティ『ピカソのたまご』代表

プロフィール:鳥取市在住。12歳の娘と11歳の息子のママ。発達障害(ADHD)を持つ息子の子育て経験から、2016年7月、鳥取発達障害支援コミュニティ『ピカソのたまご』を設立。
毎月発達障害児の保護者の集い『ピカたまの会』を開催。自身の育児体験をもとに、保護者同士の様々な情報交換をしたり、不安や悩みを共有しながら解決方法を模索するための「集いの場」を作る活動をしている。

Q:「ピカソのたまご」とは?「ピカたまの会」ってどんなことをしているの?

ピカソのたまご代表 粂澤まなみ

ピカソのたまごは発達障害児及びその保護者をサポートする民間の支援団体です。もともと鳥取には、発達障害児当事者への支援が増えてきているのに対し、当事者を育てている母親をサポートする場所がなかったので、必要性を感じ、ないなら作っちゃおう!と思い設立しました。ピカたまの会では、同じ境遇で頑張っている保護者同士が【安心・安全】に悩みを共有したり支援に役立つ情報交換などの交流をする場所を提供をしています。昨年は心理カウンセラー、薬剤師、理学療法士等、様々な専門分野の講師を招致して療育に役立つ講演などもたくさん開催しました。

やりたいことを実行している充実感

Q:活動を始めたことで、自分自身が変わったなと思うことはありますか?

情報を発信する側の立場を意識することで自分自身の在り方について常時ステップアップできるようになりました。あと、やりたいことを実行している充実感でイキイキと過ごせています。

Q:働くなかでの子育て。一番心がけていることはなんですか?

ピカソのたまごの運営と並行して、企業に勤めています。そんななかでも、自分自身の余裕をなくさないこと。無理をしないこと。自分の力量を越えたことを抱えすぎて、ストレスを溜めて家族と笑って過ごせなくなることだけは避けるよう気をつけています。土曜出勤やたまの残業や出張の時は実家に子供を見てもらってサポートしてもらっています。

笑顔で子供と過ごせるのが何より大切なこと

Q:ママ(パパ)の一人育児についてどう思いますか?

私がしないと!と、1人で抱えこまないことが大切だと思います。ちゃんとしなきゃ!と抱えすぎてパンクする前に、家族や隣人に頼って、自分の余裕を大切にして、笑顔で子供と過ごせるのが何より大切なことと思います。

お互い様と補い合える心と余裕を1人1人が持ち合わせていればいいな

Q:「働くママ」として周囲への要望や期待など。

地域に暮らす1人1人の意識改善が必要だと思います。困った時に頼れる関係性を隣人と育むこと。お互い様と補い合える心の余裕を1人1人が持ち合わせていければいいなと思います。

子供は預けて、友達と美味しいご飯を食べてお酒を飲むこと!

ママだって、たまには一人でお出かけしたい!

子供たちから言われて印象に残る言葉は?

ママが頑張っていること、子供たちはちゃんとわかってます。

藤田芳美さんへのインタビューはこちら!