648年(大化4年)の創建と伝わる因幡国の一宮、宇倍神社。武内宿禰命を祀っています。
武内宿禰は第12代景行天皇から5朝に仕え、360歳まで生きたとされる日本初の「大臣」ですが、宇倍神社裏手の墳丘がその終焉の地とされ、その霊跡と伝わる双履石があります。
調査によると古墳の石組みの一部とのことです。
明治期の5円紙幣に武内宿禰の肖像とこの宇倍神社の拝殿が使われ、お金の縁、商売繁昌のご利益があるとして参拝者が絶えません。
毎年4月21日には宇部神社例大祭が行われ、祭では、江戸時代から続く伝統の舞「麒麟獅子舞」が奉納されます。