マイプロ特集 杉本 倫乙

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鳥取を好きになる

杉本 倫乙さん。鳥取大学 地域学部に在学中の大学生。
マイプロを通じて彼女が企画したテーマは「鳥取を好きになる」。

彼女は、「鳥取を好き好きと言っているけど、鳥取のことを誰かに伝えようする時に、有名なところは紹介できるけど細かいところまで発信できていない自分」を感じる出来事があった。マイプロを通してチャレンジすることで、鳥取のことを今以上に知って、もっと好きになろうとこのプロジェクトへの参加を決めた。
ネットなどで鳥取のことを調べるのではなく実際に自分の目で見て感じるための方法も考えていた。

どのような活動を行ったか。

マイプロ特集 杉本 倫乙

彼女は、鳥取を実際に自分の目で見て感じるために、鳥取を旅することにした。
目的地に行く・帰る道中も楽しみたい、車だとすぐに止まれない、行ける道が制限されるという理由から自転車という手法を取った。
今回、回ったところは岩美、東浜、鹿野、宝木、白兎。まずは自分の住んでいる東部の比較的近い所から行こうとこのコースを考えた。各地で写真を撮り、その地域に住んでいる人に声をかけて話を聞いたり、細い抜け道があれば迷わず行ってみる。気になったらすぐに行動することを心がけた。

「鳥取の有名な観光地や細かいところまでいろんなところに行ってみて、鳥取の自然はやっぱり良いと再発見できました。そして、鳥取の人は温かいなと思いました。自転車をこいで本当にしんどい時に休んでいるとおばあさんに声をかけて頂いたり、すれ違う車の助手席から頑張れというような言葉もかけてもらいました。そのようなこと、他の県では味わうことできないと思います。目に見える魅力だけでなく目に見えない魅力にも改めて気づくことができました。鳥取を更に大好きになりました」

これから鳥取東部だけではなく、中西部にも自転車の旅を広げていく計画をしている。

マイプロ特集 杉本 倫乙
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マイプロに参加して感じたこと、想ったこと、これからの目標は?

「自分の友人が県外へ出て行く人が多いんです。そのことに否定はしないけど、鳥取を他県と比較せず単に「県外に出たいから」等の理由で鳥取から出て行ってしまうのは、どこか寂しいです。当たり前の景色はただの当たり前なんかではないし、変わらない部分も魅力。たしかに都会と比べたら何もないかもしれないけれど、“何にもない”からこそ”何でもできる”と思っています。」

県外に出て行くことを考えている友人たちにも、もっと鳥取を好きになってほしい。まずは、まだまだ発見できていない鳥取の魅力を自分が知ることから始める。どうすればより多く人に発信できるのかが課題だ。

“鳥取の人にむけて鳥取を発信する”

彼女の目標は、自分のコミュニティーを増やしていき、地域のまちづくりをしていくこと。

杉本さんのチャレンジを今後も応援していきたい。

マイプロ特集 杉本 倫乙
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