企画の段階から、彼女の中で決めていたことがあったという。
「鳥取をもっと元気にという思いが以前からありました。でも、具体的にどういうアクションを起こしたら鳥取が今以上に元気になるか悩んでいました。そんな時に鳥取青年会議所の方の呼びかけでマイプロに出会い、参加してみて、様々な人と話していくうちにまずは身近なことから考えてみようと思いました」と彼女は言う。
どのような活動を行ったか?
まず彼女は友人へと“元気を生み出す「もの」”として「思い出」を集めた映像を制作した。彼女にとって、映像を制作するのは初めてのチャレンジだ。
「未経験で新しいことに挑戦してみたかったのと、元気を届ける手法を増やしたいと思ったからです。そして自分は人に頼ることが苦手な性格です。その短所を克服したい思いもあり、自分一人で作り上げるのではなく複数の友人と協力しながら制作していきました」
しかし、初めての映像制作。限られた時間の中での作業は、様々な問題が生じ予定日に上映することはできなかった。それでも彼女は諦めず、その後も友人達の手を借りて映像を届ける新たな方法を考え、後日、「元気」を届けることができた。
「たくさん喜んでもらえました。心が折れそうでしたが諦めなくてよかった」。
彼女はこの企画で「自分自身で生み出す力」を実感したという。