めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!

めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!

TSKめざましテレビの企画「めざましテレビ25周年企画 日本つながるプロジェクト」。
2020年の東京オリンピックへ向けて、1964年の聖火ランナーにちなんで全国のキラキラしている人達「キラビト」がランナーとなり、たすきを繋いで聖火の足跡を辿ります。 そして遂に、鳥取県の「キラビト」へたすきが繋がっていく様子が2018.10.12に放送されました!

今回は鳥取県の「キラビト」として走者を務めたラッパー、O.G.Kさんに話を伺いました!

O.G.Kのルーツ

ハンドルネームの由来は本名の「太田垣」からというO.G.Kさん。
ラップを始めたきっかけは友人のパフォーマンス。
十代の頃、仲の良い同級生2人がラップユニットを結成してLIVEする姿が非常に輝いて見えたのが悔しくて、ラップを始めたそうです。

好きで、というよりは負けん気から始めたというラップ。ラップの良さについて尋ねると
O.G.K「電気も楽器もいらない、声と体さえあればいつでもどこでもできるところ! 町で流れるBGMやテレビの音、手拍子や足踏みに合わせてもできる。」
と、ラップはハードルの高いものではなく、気軽にできる自己表現なのだと語ってくださいました。

めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!

O.G.Kの想い

Hip Hopは本来クラブミュージックの分類なので、ラッパーの主な活動場所と言えばクラブやライブハウスが主流です。
ところがO.G.Kさんの活動はこれに留まりません。加えて屋外や介護施設、保育園でも精力的に活動に取り組んでいる理由をこう語ります。
O.G.K「ラップっていうのは本当は理屈じゃなくて誰もが楽しめるものです。ただ、きっかけがないだけ。そして、知識やお決まりのレスポンスを知らない人たちこそピュアな反応をしてくれるのでやり甲斐や面白みが強いです。」
活動を心の底から楽しんでいることこそが、老若男女を問わない彼の人気に繋がっているようです。

屋外ライブの様子

子供連れで楽しむお客さんも多い

めざましテレビ出演の話が来たきっかけは、「山陰の春がお好きでしょ」という音楽イベントに参加したことだったそうです。イベントの様子を見ていた番組スタッフの方からイベント責任者を通して出演が決まりました。

O.G.K「話が来た時は嬉しかったですね。あちらに選んでもらえたことに、頑張ってきてよかったと思えました。
ただ生放送なので、1秒単位での時間調整が難しかったです。距離は短かったですが、走りながらのラップは体力が持たなくて大変でした(笑)」
それでも出演の感想を尋ねると、
O.G.K「オリンピックにはもちろん出られないんですけど、こうしてオリンピックに向けて皆で一緒に走ることで、一体になれた気がして。とてもHAPPYです」
と、とても満足そうな表情でした。

めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!
めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!

オファーのきっかけになった
「山陰の春がお好きでしょ。」出演の様子

ライブパフォーマンスだけでなくMCもこなした

今後の展望

最後にめざましテレビ出演を受けて、鳥取での活動を続けていく上での今後の展望ややりたいことについてお伺いしました。
O.G.K「やっぱりめざましテレビさんは全国の朝の看板番組なので、この番組出演がきっかけで少しでも認知度が上がって僕のライブに足を運んでくれることに繋がってくれたら嬉しいなと思います。
鳥取は高層ビルもタワーもない田舎町ですけど、だからこそここでしか生まれない音と言葉があります。それを進化させていきたいですね。」

実際に放送直後は通りすがりのおばちゃんが何人もラップで話しかけてきたそうで、やはり反響は大きかったと感じたそうです。
これからもどんどん発展していくO.G.Kさんの活動が楽しみですね!

めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!

O.G.K Profiele

めざましテレビ出演! 鳥取を愛するラッパー O.G.K とは?!

2003年、地元鳥取市でMICを握る。
その力強い声と声量、ユーモアを交えた楽曲とLIVE STYLEには若者だけではなく子供から高齢者まで幅広い層から支持されている。

本来の活動場所であるLIVE HOUSEやCLUBだけではなく一般の場へも活動の場を広げている。
田舎町の小さな祭から市が開催する大祭、結婚式の司会進行、バスケットボール大会でのMC、保育園や介護施設でのLIVE等、時と場所を選ばず精力的に活動している。

また2016年鳥取市成人式にてLIVEを行った。
Streetと市から絶大な信頼を集めている。

2013年12月に1st Album[THE BEGINNING]を発売。
曲によって全く違うStyleを提示し、耳の肥えたリスナーたちを驚かせた。