吉中:えっ!そんな風に呼ばれてるんですか!?初耳ですが!(笑)いやぁ、それは嬉しいですがあまりにも恐れ多いですね。正しくは「植松伸夫になりたかった男」だと思いますよ。小学生の頃の僕は音楽になんて興味は無く、勉強もしないで毎日ゲームばっかりしているような子供でした。ですが中学生の頃に出会ったファイナルファンタジーⅣというゲームの音楽に衝撃を受けたのがきっかけで音楽に興味を持つようになったんです。その作曲者である植松伸夫さんの大ファンになり「僕も植松さんのような音楽家になりたい。そしていつか植松さんに会いたい!!」と、強く思うようなりました。この思いだけが10代から20代の僕を突き動かす原動力の全てであったと言っても過言ではありません。それから17年経って、ついにイベントで植松さんにお会いする事が出来ました。17年分の思いの全て、沢山の質問をぶつけました。その後も何度かお会いする機会があり、ついには自分が植松さんの曲を演奏した時のライブ映像を見て頂けたんです。沢山の感想も頂けて本当に感動でしたよ!子供の頃に憧れた植松さんのような音楽家になれなかったものの、アマチュア音楽家として夢を叶えられた事は僕にとって一番の自慢であり、自信にもなった出来事です。……あ、すいません。何だか本代以上に熱くなってしまいましたが、大丈夫ですかね?この話になると僕は止まらなくなってしまいますので、この辺で止めておきましょうか(笑)